杉井酒造 飛鳥山 こぼれ梅
Sugiishuzo Asukayama Koboreume
みりん粕は、もち米、米麹、米焼酎をタンクで60日ほど寝かせたみりん醪を搾ったあとに残る粕で”こぼれ梅”と言われます。
清酒の醪とは違い、味醂醪には大量の酵母を含まないので、酒粕のように酵母の自己消化によるアミノ酸が少なく、さっぱりとした甘味があります。酒粕と比べると淡白な味わいでコクのある甘みがあるのでそのままでも食べれます(6%程度のアルコールを含みます)。着色の進み具合もゆるやかで、時間が経過しても軟らかくはなりません。味わいの変化も穏やかですが、冷蔵庫に長期保存すると糖分が結晶化します。常温流通が可能ですが、保存は冷蔵が望ましいです。